小児鍼(しょうにしん)とは
生後2週間後から小学生( 12歳頃)までのお子さまを対象にした
「刺さない鍼」 のことです。
お子様の成長や体調についてお悩みがあれば、
「大人が受ける鍼とは何が違うの?」
「子供に鍼を刺して大丈夫?」
と疑問や不安を抱く方は多いでしょう。
鍼といっても体に直接刺すのではなく、
肌をやさしく撫でるように「さする」施術のため、
痛みがなく、 お子様でも怖がらずに受けられます。
子供の皮膚は柔らかく感覚が過敏なため、
優しく心地良い刺激を与え、
自律神経を刺激し、
血行を促進させることで様々な症状の改善が期待できます。
小児鍼は主に、次のような症状に効果が期待できます。
︎疳の虫
︎夜泣き
︎乳吐き
︎イライラしている
︎落ち着きがない
︎便秘
︎下痢
︎消化不良
︎ぜんそく
︎青筋をたてる
︎キイキイ声をあげる
お子さまは身体的にも精神的にも
成長過程にあるためバランスを失 いやすく、
大人にとっては些細だと思われる原因からでも、
様々な症状が現れることがあります。
成長する発育過程の子供は、
大人と比べて脳と体の成長バランスを保ちにくく、
自律神経が乱れやすいと言われています。
成長するにつれて、
幼稚園や小学校への入園や入学、
弟や妹が生まれるなどの環境の変化によるストレスを受けるかもし れません。
そうした小さな負荷が積み重なることで、
脳が疲れて夜泣きや癇癪(かんしゃく) などの
症状が出やすくなってしまうのです。
これらの症状が出ることは
お子様にとってごく自然なことですので 、
上記以外に名前がつかない症状でも、
ぜひトリアス鍼灸接骨院にご相談ください。