こんにちは!薊野西町にあるトリアス鍼灸接骨院の渡邊です

 

今回もまた腰痛について書いてみます

 

腰痛と一言でいってもその原因疾患は多種あります

 

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、

腰椎すべり症、筋筋膜性腰痛症などなど

 

ぎっくり腰のような急性腰痛と上記疾患等に

起因する慢性腰痛に共通していることは、

 

体のバランスがくずれているということです

 

骨盤や腰椎がねじれて局部的に筋肉の緊張が過剰となり、

痛みを引き起こします

 

では、どうして骨盤や腰椎がねじれてしまうのか?

 

いろいろ原因はありますが、

そのなかでも影響が大きいのが、

座り方と座る時間が考えられます

 

以前「座り方」については書いていますが、

( 「座り方について」参照https://8639.in/2021/04/02/2350 )

 

悪い座り方も短時間ではさほど影響は及ぼしませんが

習慣的に頻繁に、また長時間になると影響は大です

 

これからの季節、寒くなるとじっとしていることが多くなり

特に「こたつ」や「ホットカーペット」などに座ると

同じ体勢で長い時間動かなくなりがちです

 

床に座って尾底骨(実際は仙骨)を長時間圧迫していると、

骨盤はねじれを起こします

 

ではどうすれば骨盤や腰椎のねじれを起こさずに済むか?

 

まずは同じ体勢が長時間にならないように、
いろいろな体勢(座り方)に変えることです

 

例えば、足を投げ出して15分座ったら、

次は正座に変えてみる

または立ち上がってみる、

椅子に座る、ごろんと横になるとかです

 

但し、横座り(横ひざ、お姉さん座り)はしないように

この座り方は非常にバランスをくずしやすいので!

 

もう一つの方法は、クッションを利用することです

 

硬い床や畳に直接お尻つけていると、

圧迫度が強く余計にねじれを起こします

 

厚めの座布団や少し高めのクッションを使うと、

圧迫度も減りますし、背中が丸まらずに済みます

 

これから増々寒くなって来ますが、

腰痛予防のために面倒くさがらず、

座り方や座る時間を工夫してみましょう