こんにちは☺

高知市薊野西町にあるトリアス鍼灸接骨院の長山です。

 

いよいよ、今回が最後の3つめとなる

「水」について取り上げていきます!

 

水は、気の運搬を潤滑にする作用があります。

その為、どれかひとつ(気血水)でも

身体のどこかに滞ったり、不足したりすると

心身にさまざまな変調が現れます。

 

 

『水の不調と養生』

身体の血以外の水分が水。

飲食物から作られる「水穀の精微」

液体部分から作られます。

 

《水毒》

  

水の過不足や運行不調を

まとめて「水毒」といいます。

栄養(水穀の精微)不足や脾や胃の不調により、

老廃物である痰湿が溜まり、

水の流れが停滞し、

必要なところに水分が補給されずに

むくみや下痢などの症状が現れます。

また、水が不足すると口の渇きや乾燥症状がみられます。

 

食養生

「水はけの悪い」カラダに対しては、

胃腸の働きを強くすることが大切です。

胃腸が弱っている場合は、

水分をたくさん摂ると胃腸に負担が増して

さらにむくむので逆効果です。

喉を潤す程度の「ちょこちょこ飲み」にして、

身体を冷やさないようにしましょう。

○体内の余分な水分を排泄し、水分調整に役立つ

 大豆などの豆製品をはじめ、昆布、アサリ、ナス、

 とうもろこし、ハト麦など

○口の渇きやほてりなど水分の不足による熱症状を改善

 スイカ、メロン、トマト、梨など

○体内の水分バランスを調整する

 冬瓜、春雨、きゅうり、

 カリン、キウイフルーツなど

 

生活養生

運動や入浴で汗をかくことで、

余分な水分を体外に排出することができます。

汗をかきにくい人は、

38〜40°Cのぬるま湯のお湯で、

20〜30分かけてゆっくり半身浴を

するのもオススメです☆

 

今回の「水」については以上になります。

 

1月より2月が寒いと言われています。

皆さん、体調崩さないよう、

暖かくして元気に過ごされますよう願っています。
 
それでは、またお会いしましょう😃