今日は花粉症に対して鍼灸治療がどのように効くのかお話します。
~花粉症とは?~
花粉症は、スギなどの花粉(抗原)
特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて毎年、くしゃみ・
日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、
~花粉症が起こるメカニズム~
① 花粉が目や鼻から入る
② リンパ球が花粉を侵入者と認識する
③ リンパ球がIge抗体をつくる
④ Ige抗体が肥満細胞にくっつく
⑤ 再び花粉が侵入する
⑥ 化学物質(ヒスタミンなどが)が分泌される
⑦ くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・目の充血・
~花粉症が悪化してしまうNG習慣~
次に花粉症が悪化してしまうNG習慣についてです。
① 睡眠不足:免疫やホルモンバランスが崩れます。
② ストレス:ストレスは自律神経(交感神経・副交感神経)
自律神経の乱れにより免疫が過剰に働いてしまい、
③ アルコールの摂りすぎ:お酒は血管を拡張させて、
また、おつまみは高たんぱく、高脂質なものが多く、
④ タバコの煙:煙は鼻の粘膜を直接刺激し、
⑤ 運動不足:花粉シーズンは外出を敬遠してしまいがち。
運動不足で体力低下が起こり、
運動をするなら花粉の飛散が少ない午前中や、スポーツジム、
以上、NG習慣の例としてあげましたが、
まずは「免疫(力)」
~免疫力アップに有効な鍼灸治療~
それでは本題の鍼灸の効果について。
■鎮痛作用や精神安定作用がある
→鍼灸施術で痛みを和らげるホルモンや、
鍼やお灸の刺激が脳に伝わり、この刺激が長く続くと、
■心拍数を下げる効果
→副交感神経(リラックスさせる)を優位にすることができます。
セロトニン(精神安定物質)の産出を促進させる効果もあります。
■免疫力を整える作用
→免疫をつかさどるのは白血球であり、
顆粒球は細菌を処理する力が強く、
実際に鍼治療は自律神経(交感・副交感神経)
このように花粉症の発症に関係がある免疫力の向上に鍼治療は効果
症状を完治することは出来なくても、緩和させることはできます。
また、
毎年、
最後に小鼻の横にあるツボ、迎香(げいこう)をご紹介します。
気になる鼻のムズムズ感、つまり感の改善に効果が期待できます。
鼻の症状には「迎香」のツボ
【取り方】小鼻の横にあるくぼみにあるツボ
【やり方】グーっと5秒かけて押し、5秒キープ、
【効果】
その他にも気の巡りや滞りを改善して、肌の血色を良くするので、