こんにちは、薊野西町のトリアス鍼灸接骨院の渡邊です
今回は頭痛、肩こりと姿勢の関係についてです
頭痛を大ざっぱに分類すると、
脳の血管が拡がって痛む「片頭痛」と
頭の周りの筋肉が緊張して痛む「緊張型頭痛」になりますが、
この「緊張型頭痛」を考察していきます
頭の周りの筋肉、特に肩から頚の筋肉が緊張すると、
これらの筋肉は後頭部に付着しているため
頭痛を起こす原因となります
ではなぜ、肩から頚の筋肉が緊張するのか?
一般的には「肩こり」と表現されますが、
姿勢、バランスがくずれると筋肉は緊張します
背中を丸めたいわゆる猫背はその典型です
背中が丸まると頭は前に傾くため、肩から頚の筋肉は引っ張られます
パソコン作業のデスクワーク、車の運転、スマホを操作するなど現代人は
姿勢をくずす動作が非常に多い環境におかれています
姿勢を良くするポイントを紹介しましょう
目線が下がると当然頭は前に傾きます
逆に目線を上げれば頭は起き上がります
何か作業している際は無理ですが、
何もしてない時、歩く時は目線を真っすぐにします
目線を上げ過ぎるとかえって頚の筋肉は疲れるので、
真っすぐくらい良いでしょう
背中がまるまると、
つられて肩も前に出っ張るのでよけいに肩頚の筋肉は引っ張られます
なので、少し胸を張るイメージで肩を後ろに引く感じにします
目線と胸張りを意識するだけでかなり姿勢改善ができます
肩首の筋肉の緊張をほぐすためには、肘を曲げて腕回しをします
前回転、後ろ回転、10回ずつ回します
この時大事なのは腕より肩甲骨を動かすように意識して回しましょう
肩甲骨を動かすと肩頚、背中全体の筋肉が動くのでほぐれやすくなります。
目線を意識して肩回しをするだけでも、
頭痛、肩こりはある程度軽減するのでやってみてください