こんにちは!薊野西町のトリアス鍼灸接骨院の渡邊です
「痩せたい」「いいスタイルになりたい」
世の女性なら誰もが思っていることでしょう
ダイエット(diet)=減量 と一般的には解釈されていますが、
本来の意味は
「体調維持のための食事制限」「食餌療法」を指します
痩せること、減量することを考える前になぜ太ってしまうのか?
そのメカニズムを探っていきましょう
人が生命維持に必要なエネルギー量(熱量)を基礎代謝量といいます
女性では1200kcal/日、男性では1500kcal/日と言われています
この範囲の熱量の食事量であれば、
すべてエネルギーとして燃やされて消費されるので
体重は増えないということになります
問題は基礎代謝以上の食事量を摂った時です
人類が誕生して700万年、そのほとんどは飢餓状態でした
狩猟採集社会では食物にありついたとしても、
次にまたいつありつけるかの保証はありませんでした
そのため身体は基礎代謝量以上の食物を得た時は、
できるだけ大量に取り込み、
貯蔵をするという仕組みができあがったのです
しかしここ数十年食糧事情は一変し、
常時食べたい物をお腹いっぱい食べられる飽食の世となりました
本来なら飽食に対して代謝を高めるよう
身体の仕組みが進化しなければならないところですが、
たったの数十年ではとうてい無理な話です
なので現代人の身体の仕組みは飢餓時代と同じままで、
基礎代謝量を超えたエネルギーをどんどん身体に貯め込んでいるのです
これがあなたのポッコリお腹の出来上がる仕組みというわけです
次回はもう少し詳しいメカニズムと対策法を紹介します