高知市薊野にあるトリアス鍼灸接骨院の五藤です。

プロテインは筋トレする人だけが飲むもの?

 

その常識もう古いですよ。

食事だけで、必須アミノ酸をバランスよく摂取するのは難しいです

また、食事でとろうとすると、肉が必須アミノ酸を含んでいる量が多いので、肉をかなり食べないといけなくなります。

そうなると、よけいな脂質も摂取するこになり、肥満の原因になります。

プロテインは筋トレしてないから飲む理由が分からないという人に、プロテインを飲む方が体に良い理由を解説していきたいと思います。

1.タンパク質の体での働き

タンパク質は体の中で3つの役割をもちます。

①エネルギー
②筋肉やホルモンの原料
③飢餓のときなどの、緊急用のエネルギーに変換

①と③については、体を動かすためのエネルギーとして使われます

タンパク質がそのままエネルギーとして使われるのは、長時間運動したときなどです。

そのため、必要度は低いです。

③は、糖質や脂質が極端に不足した場合、糖質やケトン体という物質に変化して、体の緊急用のエネルギーとなります。

しかし、一番大事なのは②の役割です。

筋肉の合成に使われることにより、筋肉が大きくなります。

また、成長ホルモンなど、一部ホルモンの原料になるので、タンパク質(必須アミノ酸)がないと、十分なホルモン分泌ができません

2.タンパク質の必須量に足りていない

 

タンパク質の必要量

・男性→体重×1.5(g)
・女性→体重×1.2(g)

例えば、体重50kgの女性であれば、

50×1.2=60g

60gのタンパク質が1日に必要な量の目安になります。

鶏肉300gで約60gのタンパク質が摂取できます。

しかし、鶏肉300g毎日食べてますか?

意外とタンパク質が足りていないことが多いです。

そのため、プロテインで補うことをオススメです。

ビタミンが足りないとき、ビタミン剤飲みますよね?

それと同じように、プロテインも必要なのです。

3.タンパク質(アミノ酸)濃度

 

タンパク質はこまめに摂取する必要があります。

そのために、プロテインは手軽に飲めるのでオススメです。

タンパク質は体の中で、消化吸収されるときにアミノ酸に形を変えます。

それが血液で全身に流れていくときのアミノ酸の濃度を、血中アミノ酸濃度といいます。

この濃度は、タンパク質摂取後、1〜2時間すると低下します。

低下している間は、タンパク質の役割が果たせていない状態ですので、出来るだけ高い濃度を維持し続けたいです。

そのためには、こまめにタンパク質を摂取します。

こまめに食事というのは、かなり難しいので、プロテインが簡単に飲めてオススメですね。

このように、プロテインを飲むことで、たくさんのメリットがあるので、積極的に飲むようにしましょう。