こんにちは!

高知市薊野にあるトリアス鍼灸接骨院の五藤です。

筋肉をつけようと思った時に多い悩みとして、プロテインを飲みたいが、飲んだら太るのではないか?

 

この疑問を持つ人はかなり多いと思います。
ダイエットのために、筋肉をまずつけたいという考え方は間違ってないです。

そして、筋肉をつけるためにプロテインを飲むことも間違ってないです。

しかし、プロテインを飲んだら太るという考え方は、違っていて、太る原因は他にあります。

これについて、説明していきます。

1.飲んでいるプロテインの成分を確認
 

ほとんどのプロテインが、
・糖質1g
・脂質1g
・タンパク質20g
のような三大栄養素の構成となっていると思います。

これを1日に3回のんでも、主に太る原因となる糖質、脂質は3gずつなので、これだけで脂肪に変換されることはまずないでしょう

それ以外の3食の摂取量に問題があります。

まず、総摂取カロリーと総消費カロリー、どちらが多くなっているかをしっかりと確認しましょう。

筋肉量を増やす目的のプロテインであれば、糖質、脂質がともに10g前後含まれているので、摂取する前に事前にチェックしておきましょう。

2.人工甘味料による食欲増大の可能性
 

血糖値が上がった場合、インスリンというホルモンが膵臓から放出されます。

インスリンは血糖値を下げるホルモンで、血中の糖質を吸収するよう働きかけます。

普通は糖質が増えることで起こるのですが、これが人工甘味料でも起こると言われていました。

しかし、これは間違いであるという研究結果が出ています。

ただ、直接は影響しないものの、間接的に影響することがわかっています。

人工甘味料を多量にとっている人は、あまりとっていない人より、糖質を摂取したときの血糖値の上昇具合が強くなる、という結果があります。

また、人工甘味料は砂糖よりもはるかに甘みが強いため、胃で甘みを感じると、グレリンというホルモンが出ます。

グレリンは食欲増進効果があるため、食べすぎて太るという可能性があります。

3.タンパク質の過剰摂取
 

タンパク質はとってあげた方が良いのですが、必要量以上をとってしまうと、筋肉の成長などに使われなかった分は、エネルギーとして使われるようになるので、総カロリーオーバーとなり太ってしまう可能もあります。

だいたい、男性であれば体重×1.2〜2倍(g)で、女性であれば体重×1×1.5倍(g)で問題ないかと。

運動する人は多めに、しない人は最悪最低量をとるようにしてください。

タンパク質の過剰摂取は、太る以外にも腸内細菌の悪玉菌を増やすので、ヨーグルトなどの善玉菌、食物繊維をしっかりとるようにしましょう。