高知市薊野にあるトリアス鍼灸接骨院の五藤です。

今日は食べても食べても太れない、大きくなれない(筋肉がつかない)という悩みについてです。

今までは痩せるためのお話を主にしてきましたが、真逆で太れないということです。

主にスポーツをしている学生に多い悩みだと思います。

3食お腹いっぱいまで食べても、体重が増えない、むしろ夏には減ってしまう、そう悩んでいる子も多いのではないでしょうか?

ではなぜ、お腹いっぱいまで食べているのに体重が増えないのか?

摂取カロリーより消費カロリーが多いという答えはほとんどの方がわかると思います。

ではどうすれば摂取カロリーを増やせるのか?

まず、3食にこだわらないことです。

朝食はしっかり食べたとして、昼までの間、お腹すきますよね?

そこで1食増やせばいいのです。
しっかり食べるのは難しいと思うので、おにぎり、サンドイッチ、バナナ等、軽食を持参するでもいいと思います。

次に昼食から夕食の間です。

この間には部活動をしている子の場合、部活動前にも軽食を挟むべきです。

さすがに、16時、17時になると使えるエネルギーが減っているので、この状態で運動すると、蓄えているエネルギーを使うことになり、筋肉の分解を促進してしまい、筋肉がつきにくくってしまいます。

ハードなトレーニングを行うほど、事前のエネルギー補給が必要です。

食べる時間がなければエナジードリンクでも、エネルギーゼリーでもかまいません。
(ただし、エナジードリンクはカフェインや人工甘味料も多量に含まれているため注意が常用はしない方がいいです。)

そして、部活動後ですが、自宅にすぐ帰れる場合でもプロテインでタンパク質の補給は行った方が良いでしょう。

電車通学等、帰宅までに時間がかかる場合はなおさらです。

プロテインを飲んだ後に、食事を行うことにより、食事により血糖値が上昇しますが、これにより、筋肉にしっかりとタンパク質(アミノ酸)が行き渡り効率的です。

最後に寝る前にもプロテインを飲んだ方が良いです。

寝ている間に成長ホルモンが出るため、アミノ酸をしっかり取り込んでくれます。

こういったように、こまめに食事、軽食、プロテイン等、補給することによって、結果的に摂取カロリーが増え、筋肉をつけるための栄養素を得ることができます。

余談ですが、プロテインについてですが、寝る前は糖質、脂質ができるだけ少ないものが良いですが、日中飲む場合、スポーツしている子は糖質を多く含む物の方が良いと思います。

また、プロテインの種類によっては人工甘味料を多く含む物もあるので、気になる方はステビア等、自然由来の甘味料を使用している物を飲むとよいでしょう。