こんにちは!
高知市薊野西町にあるトリアスプラスの戸田です。
妊活で体質改善を頑張っている皆さんに、
食事、運動、睡眠の大切さについての質問が多く、
今回は睡眠についてお話ししたいと思います。
睡眠は、人生の3分の1の時間を費やしています。
大人でも最低7時間、8時間睡眠が理想とされています。
睡眠の役割とは
・疲労の回復
・記憶を定着・整理
・免疫力の向上
・ホルモンバランスの調整
・脳の老廃物の除去
睡眠不足は、
動脈硬化や高血圧、糖尿病、心疾患や
うつ病や認知症などの発症要因の一つになります。
睡眠中に分泌される成長ホルモンとメラトニンについて
成長ホルモンの働き
・成長期に骨や筋肉を丈夫にする
・細胞を修復して若さを保つ(若返りホルモンともいわれている)
・免疫力を高める
・肌の新陣代謝を活発にする
成長ホルモンの多くは寝ている間に分泌され、
睡眠が深くなければ、分泌されにくくなります。
メラトニンの働き
・睡眠を促す
・抗酸化作用(老化を防ぐ)
・免疫力を高めて、細胞の新陣代謝を促す
・体内時計の調整
メラトニンを増やすには!?
・ブルーライトはメラトニンの分泌を阻害しやすいため、
寝る1時間前からはパソコンや携帯電話は控えましょう。
・太陽の光を浴びましょう
(朝日を浴びてから、14〜16時間後にメラトニンが
分泌されると、言われています。)
・タンパク質を摂取しましょう
豆類、肉・魚類、アボカド、ばなななどのタンパク質には
セロトニンというホルモンのもとになります。
日中はセロトニンが分泌され、
セロトニンを原料にメラトニンにかわります。
睡眠不足により、
アンチエイジングホルモンである、
成長ホルモンとセロトニンが分泌量が低下すると、
卵子の成長・修復を妨げ、酸化や老化から守る力も
低下しやすくなります。
特にメラトニンは、
卵の成熟を妨げようとする、酸化ストレスに対して、
メラトニンが卵胞内で抗酸化物質として働くため、
卵を保護してくれるため、卵子の質を改善し、
受精率や妊娠率の向上につながると研究で分かっています。
これまで夜遅くまで起きていて、
早寝をするのが難しい人は、
カフェインの入った飲み物は午後から控えましょう。
いい睡眠を得るために、
寝る前に蜂蜜とミルクを飲んだりするのが
いいと言われています。
これから寒い季節には、
温めて免疫力を高めてくれる
蜂蜜と生姜の組み合わせがおすすめです♪
寝不足で積み重なっている疲労は
自分の体力をさらに奪っていくので、
自分の体と向き合い、
日常生活を見直して、
卵子の質を改善し、
妊娠できる体質に変えていきましょう!