こんにちは、トリアス鍼灸接骨院の渡邊です

 

近頃、肘が痛いと言われる患者さんが増えています

 

肘の痛みは大きく分けて外側と内側に分類され

外側は外側上顆炎

 

内側は内側上顆炎といいます

割合としては外側上顆炎の方が多くみられます

 

外側上顆炎はテニス肘とも呼ばれ、

テニスをする人によく見られる症状なのですが

最近、何も運動もしていないのに

肘が痛くなったと来院される方がおられます

 

原因のひとつとして考えられるのが、

長時間のスマホ操作です

 

同じ体勢でスマホを持ち、

長い時間指を動かすことで前腕(肘から手首まで)の筋肉が疲労して

肘周辺に痛みが発症すると考えられます

 

改善するためのストレッチを紹介します

 

A 前腕屈筋(手のひら側の筋肉)のストレッチ 

  手のひらを上に向け肘を前に伸ばし、

  反対側の手で指先を手前に引いて10~15秒保持 

 

  増強法として指先をやや外向きする

 

B 前腕伸筋(手の甲側の筋肉)のストレッチ

  手のひらを下に向け肘を前に伸ばし、

  反対側の手で指先を手前に引いて10~15秒保持

  増強法として指先をやや外向きする

C 上腕屈筋(力こぶの筋肉で肘を曲げる作用)

  肘を伸ばし手のひらを壁に当て体を反対向きに

  軽く捻った状態で10~15秒保持 

D 上腕伸筋(力こぶの裏側の筋肉で肘を伸ばす作用)

  腕を上に伸ばした状態から肘を曲げ手のひらを頭の後ろに当て、

  肘を壁に沿わして横腹を壁に着ける感じで10~15秒保持 

以上のストレッチを1セット3~5回、

出来れば1日に何度かすると効果的です

ストレッチは無理をせず、ゆっくりと伸ばしましょう

 

力ずくでグイグイ引っ張るのはかえって

痛めてしまう可能性があるので

注意してやってください

 

また、ストレッチして痛みが増強する場合は中止して、早めに接骨院や

整形などでみてもらって下さい