こんにちは!

高知市薊野にあるトリアス鍼灸接骨院の五藤です。

今日は三大栄養素、

タンパク質・脂質・炭水化物

についてです。
※タンパク質(=アミノ酸)炭水化物(糖質+食物繊維です。食物繊維はほぼ消化されないため、以下では炭水化物=糖質とします。)

大雑把に言えば、

タンパク質は、よく動くもの、よく動いていた部位

脂質は、おいしい、おいしく感じるもの

糖質は、毎日食べれるもの

に多く含まれています。

そして、それぞれ体の中でエネルギーに変換されます。エネルギー=カロリー(kcal)です。

 
タンパク質は1g体の中に入ると4kcal、
脂質は1gで9kcal、
糖質は1gで4kcal
 

こういったように、体の中でエネルギーになり、このエネルギーで人間は体を動かし、生きていくことができるのです。

しかし、人それぞれ、1日で消費するカロリーは決まっています。

もちろん、過剰に摂取したカロリーは脂肪という形で体に蓄積され、肥満が生じます。

ここで疑問に思う人が多いと思いますが、脂肪になるのは脂質だけじゃないかということです。

脂質は脂肪に変換されるのは納得されると思いますが、糖質やタンパク質(主に糖質)も脂肪の原料に体の中で変換されてしまい、結果、脂肪が増えていきます!

では、三大栄養素をどれだけ摂取すれば良いか?どこまでなら摂取して大丈夫か?です。

 

一日の総消費カロリー(基礎代謝だけではなく、仕事や運動で消費する全てのカロリーを足したもの)を三大栄養素の比率で考えると

タンパク質:脂質:糖質=20%:25%:55%
 

例えば、総消費カロリーが2000kcalの人は、

タンパク質  400kcal
脂質             500kcal
糖質             1100kcal

で、これをグラムに計算すると
タンパク質  400÷4=100g
脂質             500÷9=55g
糖質             1100÷4=275g        になります。

2000kcalを1日で消費する人は、だいたいこの量の食事をしていると、痩せもしない太りもしないようになります。
 

この比率を知らずに、一日2000kcalを守ればいいと思って

脂質をたくさん、タンパク質、糖質は少なめになると肥満は発生します!
(糖質カットで脂質はある程度とっても良いというダイエット法はありますが。)
 
またこの比率は痩せる、太るという問題だけではなく、体の機能を維持するためにも必要な比率になるので、
大幅な比率の変化は体調不良を起こしかねませんのでご注意を!!
 
 
総消費カロリーの目安は、検索してもらえばいろんな計算方法や指標があるので、

ダイエットされる方は少なめに計算して、変化がなければもう少し少なめに見積もってもらえれば、自ずと分かってくると思います。

 
また、食品のパッケージの裏や底を見てもらえれば三大栄養素の量が分かります。

肉や魚、米などの三大栄養素の量は「slism」と検索してもらえれば、

すぐ調べることができますし、調理した品目の大まかなカロリーも調べられるので大変便利で、私も愛用してます!